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壊れたラパンのパワーウィンドウは修理代いくらぐらいかかる?

■若い女性に人気
運転のしやすさと維持費の安さから女性に人気の高い軽自動車の
中でも、特に若い女性から圧倒的な支持を受けているのがスズキの
ラパンではないでしょうか。

元々はスズキアルトとプラットフォームを同じくしており、アルト
シリーズの一つである(リアウィンドウの右下もしくは左下に小さい
ながらもアルトのステッカーが装着されている)にも関わらず、
その人気の高さから派生モデルも誕生しており「ラパンシリーズ」を
形成しています。

アルマイトの弁当箱をイメージさせる丸みを帯びたフォルムに
車体の前後に取り付けられているエンブレムにはウサギが
あしらわれており(「ラパン」はフランス語で「ウサギ」の意)、カラー
バリエーションにパステルカラーを取り入れ、内装の色もボディ
カラーに合わせて設定されるなど、女性をメインターゲットとして
います。

スズキの狙いは見事に当たり、ラパンとその派生モデルである
ショコラは女性から高い支持を受けています。

■とにかく女性目線
ラパンの派生モデルであるショコラはさらに女子力が高めになって
います。

基本的なフォルムに違いはないものの、ヘッドライトは初代ラパンで
人気のあった丸目が採用されており、優しさと愛嬌が溢れる表情と
なっています。

また足下にはホワイトのアルミホイールにシルバーのハーフ
ホイールキャップというショコラ専用のものが装備されています。
(通常はアルミホイールにホイールキャップを付けることは
ありません。)

車体後部に付いているエンブレムは板チョコをモチーフにしており、
ウサギが囓ったという設定で端が欠けているという演出まで
施されています。(ちなみに実際のウサギはチョコレートを
食べられません。)

さらにフロントドアのガラスには紫外線(UV)を99%カットし、赤外線
(IR)もカットするプレミアムUV+IRカットガラスが採用されており
(Xグレードのみ)、夏場のみならず日焼けを常に気にする女性に
とっては何よりも魅力的な装備ではないでしょうか。

内装は通常、快適性や収納性が第一に考えられていますが、
ショコラでは女性の部屋をイメージさせる可愛らしい作りになって
います。

ダッシュボードのデザインが他の自動車とは違って非常に
個性的であり、シートはレザー調の表皮に一部キルティングが
施されたツートンカラーになっているなど細かいところまでこだわって
います。

また前座席のドアノブ横にはウサギが施されたフォトフレームが
付いており、好きな写真を入れることも出来ます。

内外装だけでなく実用性の面でも様々な機能が充実しています。

スマホを接続するとナビのディスプレイでスマホのアプリが操作
出来る、6.2インチのスマートフォン連携ナビをオプションで装備
することが出来ます。

このナビとスマホの接続方法は有線接続であり、ワイヤレスの
Bluetooth接続でないところがメカ音痴が多い女性にとっては
嬉しいところです。

また助手席にはカバンがかけられるフックが付いていたり、
ティッシュが入れられるスペースがあったりと女性の「欲しい」が
詰まっています。

分類としては軽ハッチバックセダンながら、車体は軽セミトール
ワゴンのような箱型であるためシートアレンジ次第では大きな荷物を
積むことも可能で、さらに後部荷台の下にも収納スペースがあり、
オシャレを追求した車内でありながら収納性にも優れています。

停車時アイドリングストップ機能が標準装備されており、燃費は
カタログ値で26.0km/L(FF仕様)、さらにエコカー減税対象で
重量税や取得税が減免されるなど経済的なところも女性人気が
高い理由の一つとなっています。

■しかし欠点も・・・
ショコラは女性目線のデザイン重視で開発されているため、
一自動車として見た場合には欠点があります。

前座席部分を広くしているために後部座席が狭くなっており、また
天井も低めとなっているので少し体格の良い人が乗るとより狭く
感じてしまいます。

何より最大の欠点と言えるのは、エンジンが旧型であるということ
です。

そのため同じスズキのワゴンRやハスラーなどには搭載されている
最新技術のエネチャージやエコクールは搭載されておらず、
26.0km/Lという燃費も他の軽自動車と比べれば劣る数字です。

また26.0km/Lというのはカタログ値であり、実燃費では良くて
16km/Lとなっており軽自動車としては決して優秀な数字では
ありません。(実際に実燃費が20km/Lを越える軽自動車は
いくつも存在します。)

発進時の出足の悪さや加速時のパワー不足なども指摘されており、
走行面では優れた自動車とは言えないと思います。

女性でも走行性能を気にする人には適しておらず、走行面は
二の次であくまでデザイン重視で自動車を選ぶ人に最適といえる
かもしれません。

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