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フロントガラスの交換費用と修理代、ベンツならどっちがおトク?

■ベンツの人気
「メルセデス神話」・・・自動車に興味がある人ならば一度は耳に
したことがある言葉かもしれません。

日本人の多くにとって長年の憧れであり、「いつかはベンツを
運転してみたい」「お金に余裕が出来たらベンツを買う」と
思っている人は決して少なくないはずです。

近年では若年層を中心にBMWやアウディの人気が高まって
いますが、日本ではまだまだ「外車=ベンツ」という認識が
強いようです。

そのベンツ人気の高さを説明する上で欠かせないのが
「メルセデス神話」と言われるもので、特に安全性・耐久性に
おける高い信用性を示しています。

■世界一の安全性能
メルセデスベンツが自動車を開発する際に最も重視していると
思われるのが安全性です。

衝突時の衝撃を和らげる「衝撃吸収構造ボディ」や急ブレーキ時
でも車輪がロックされるのを防ぐ「ABS」、4輪のブレーキを
それぞれに制御する「ESP」、ブレーキの圧力を自動で高める
「ブレーキアシスト」など、現在では搭載されていて当然と思われて
いる装備を広く普及させました。

もちろん全てをメルセデスベンツが開発したわけでも、世界で初めて
自動車に搭載したわけでもありませんが、早い段階でこれらの
安全装備をグレードに関係なく採用するあたり、メルセデスベンツの
安全への意識の高さが覗えます。

さらに2002年には「PRE-SAFE」という新たな安全思想を
打ち出しました。

これは、そもそも自動車を事故の危険性が高い危険な状態にしない
「アクティブセーフティ」の観点と、事故が起こってしまったときに
いかに被害を軽減するかという「パッシブセーフティ」の観点を
一つの連続したものとする考え方です。

要するに走行中(停車時も含めて)のいかなる状況においても
事故の危険を回避し、被害を最小限にするということです。

現在では安全性への取り組みはさらに進化を見せ、自動車の
前方だけでなく後方側方にもレーダーセンサーが搭載され、
その上に超音波ソナーを加えることで自動車の360°全方位に
おいて危険を回避することが出来るようになっています。

具体的には、対向車とすれ違う際に衝突の危険性がある場合には
自動で向きを変えて衝突を回避したり、向きを変えても回避
出来ない場合には自動で停止するようになっています。

さらに車線変更などで横や後ろの自動車と接触の可能性があれば、
ハンドル操作を出来なくして車線変更を拒否したりもします。

またボディの構造を見直して、衝突時には運転手などの乗員だけで
なく対歩行者への被害も軽減されるようになっています。

■耐久性は・・・
かつてメルセデスベンツは他のメーカーとは比べものにならない
ぐらい圧倒的に耐久性が高いと言われていました。

その言葉通り、90年代頃までのベンツは消耗品の交換さえして
おけばいくらでも走るというぐらい高い耐久性を持っていました。

以前のベンツは他の外国車とは違う特有の構造をしていましたが、
現在では他の外国車とそれほど変わらない構造になっており、
他メーカーの耐久性が上がったこともあってかつてほど圧倒的な
差は無くなっているようです。

余談になりますが日本車の耐久性の高さは外国から見れば異常と
言えるほどのものであり、車検以外ほぼメンテナンスすることなく
何年も故障無く走れる自動車は日本車以外にありません。(もちろん
きちんとメンテナンスをしたほうが長持ちします。)

しかしこれは日本国内での使用に限ったことであり、それぞれの
メーカーは自国の道路事情にあった自動車作りをしており、世界の
どこを走っても日本車が一番丈夫だというわけではありません。

また近年ベンツの耐久性が低くなったのでないかと思われる理由の
一つとしてコンピューター化や自動化の増加が挙げられると
思います。

先に書いたような安全装備はほとんどがコンピュータによって
制御されており、精密機械であるコンピュータはちょっとしたことで
不具合を起こしやすいので故障が多くなったと感じるのでは
ないでしょうか。

さらにメルセデスベンツは他メーカーに先んじて色々な装備を
搭載することが多く、先駆者であるが故に予想外の故障に
見舞われるということもあると思います。

■万能ではない!
以上のようにベンツが他メーカーの自動車よりも特に安全性の面で
優れていることがわかりました。

しかしどれだけ厳重な安全装備を施してある自動車であっても、
それをいい加減に運転していては何の意味もありません。

運転手が安全運転を意識することで安全装備は高い効果を発揮し、
突発的な事態にも対処出来るのです。

また耐久面に関しては現在では他と比べてそれほどの
アドバンテージは無いと言っているものの、過去には累計で
460万km(地球115周分!)走ったベンツもあります。

さらにメルセデスベンツにはオーナー表彰制度があり、走行距離や
1台の保有年数に応じて表彰され特別なエンブレムが授与されます。

それぞれ10万km以上か10年以上からが対象であり、
100万km以上か30年以上となると金のエンブレムが与えられます。

こういう制度があるということは、メンテナンス次第では
100万km以上や30年以上走ることが可能だということであり、
またそういうベンツのオーナーが多いということでもあると思います。

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