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飛び石でヒビが入ったbmwのフロントガラス交換費用はいくらかかる?

■走行中に・・・
高速道路などの少しスピードの出せる道路を走っている時に
突然「ピシッ」とフロントガラスに何かが当たった音がして、
よく見てみるとそこにキズが・・・、なんてことがあると思います。

自分の前方を走っていた自動車が小石を巻き上げたり、トラックの
タイヤの溝に挟まっていた小石が何かの拍子に外れてなどが主な
原因だと思います。

自分に非があるわけではありませんが、かと言って小石がどこから
飛んできたかの確たる証拠があるわけでもない(ドライブレコーダー
でも小石を巻き上げた瞬間などは確認出来ません)ので、前の
自動車をいきなり止めて「弁償しろ」と言っても相手からしたら
言いがかりにしか聞こえません。

■ヒビが入ったら・・・
フロントガラスにヒビが入ったままでは車検に通らないのですぐに
交換するか修理するしかないのですが、放っておくとヒビが大きく
広がってしまいます。

小さいヒビであれば修理で済んだのに大きくなってしまったがために
交換しなければならなくなってしまいます。

ヒビを大きくしないように修理をするまでの間、取り敢えず
応急処置をしておく必要があります。

自動車の振動や走行時に受ける風圧、さらにはエアコン使用時
などに生じる車内と車外との温度差などによってヒビは広がって
しまいます。

またフロントガラスのヒビを修理する際には、ガラスの内部に水分を
含んでいるか否かが重要になるようです。

雨やウォッシャー液がヒビにかかることで非常に微細な不純物を
含んだ水分が内部に入ってしまい、修理してもキズが残ってしまう
ことがあります。

そこでフロントガラスのヒビをビニールテープなど水分を通さない
ようなテープで保護しておきましょう。

セロハンテープやガムテープでは水分を含んでしまいますし、
運転に支障が出ないよう透明のものを使うようにしてください。

■直せないキズも・・・
このように応急処置をした上で自動車ガラス専門の業者
(ディーラーや整備工場ではガラスの修理が出来ません)に
持って行って修理してもらうのですが、ヒビの状態や位置によっては
修理出来ないこともあるようです。

修復可能なヒビの大きさは1.5cmぐらいまでで500円玉の
直径より大きくなると修理出来ません。

表面が抉れていたり周囲に細かいヒビが広がっ手いる場合や
ガラスが濡れていたりヒビの上から撥水剤を塗ってしまった場合、
さらにはフロントガラスが熱反射などの特殊な処理が施されている
場合も修理することが出来ません。

またガラスの上と横は端から10cm以内、下は30cm以内にキズが
ある場合は修理出来ません。

ガラスの上や横の端は自動車の振動を直接受けやすく、下は
デフロスタから風を直接受けることで急激な温度変化が起こるので
修理してもすぐにヒビが入ってしまうことがあるからです。

■以前は据え置き、今は下がる
フロントガラスを交換するとなると純正品だと10万円前後かかり
ますし、修理するにしても少なくとも1万円以上はかかることに
なります。

もし任意保険に車両保険(「一般型」もしくは「エコノミー型」を付けて
いれば、飛び石による損害は補償してもらえます。

しかし以前は飛び石によるガラス破損で車両保険を使用しても
等級は下がりませんでしたが、2012年の制度改正によって
現在では等級が1ランク下がってしまいます。

よって翌年の保険料がいくら上がるのかを考えた上で車両保険を
使用するかどうかを検討してください。

■飛び石による事故を回避するには
飛び石によるフロントガラスの損傷は、修理代などの出費による
経済的な損失だけでなく、修理に出す手間などの時間的損失、
さらには自分の自動車が傷付いてしまったことでの精神的なショック
も引き起こすことになります。

そう考えると飛び石による損害を回避出来るに超したことは
ありません。

日本ではまだそれほど認知度はないようですが、フロントガラス用の
透明保護フィルムというものがあり、これを貼っておくことで飛び石に
よるガラス破損は大幅に軽減出来ます。

しかしフロントガラス自体の透過率によってはこのフィルムを
貼ることによって透過率が規定値に達しなくなったり、ワイパーの
から拭きによってキズが入りやすく車検に通らないこともあるので、
車検ごとに貼り直す必要があります。

またスモークフィルムを貼るのに失敗して気泡が入ったままの
自動車をよく見かけると思いますが、フロントガラスに貼った
フィルムに気泡が入っていては走行出来ないので基本的には
業者に貼ってもらうことになりますが、その作業代金は数万円
かかります。

このフィルムには大きな効果がありますが、これだけのお金を
かけなくても飛び石を回避する方法はあります。

飛び石による被害は、時速60km以上で追い越し車線を走っている
場合に受けやすいようです。

もちろん走行車線をゆっくり走っているからといって、絶対に
飛び石で被害を受けることが無いわけではありませんが、
このように対策をしておくことで少しでも飛び石を回避出来る
可能性が高くなるということです。

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