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売れる?売れない?カーエアコン故障による車の査定への影響

■エアコンの故障
かつては自動車にエアコンが付いていることは珍しく、夏には
窓全開で汗をかきながら、冬には厚着をしてガタガタ震えながら、
なんてことを年配の方であれば経験したことがあるかもしれません。

現在ではカーエアコンは標準装備されており、季節を問わず、
車内を快適な状態に保つことが出来ます。

それだけに、自動車の走行には直接関係ないとはいえ、
カーエアコンの故障は一大事と言えるかもしれません。

では、そもそも何が原因でカーエアコンは故障するのでしょうか。

冷房と暖房では仕組みが違うため、その原因も変わってきます。

■クーラーの故障
まず冷房の仕組みとしては、簡単に言うと、ガスの循環を利用して
コンデンサーやエバポレーターなどによって冷たい空気を作り出し、
ファンによってその冷たい空気を車内へ送るということになります。

故障の原因としては、クーラーガスの不足やコンデンサーなど
空気を冷やす部品の故障、不具合と考えられます。

多くの場合はクーラーガスの不足が原因なのでガスを充填する
ことにより解決しますが、ガスが漏れていることも考えられ、
その場合にはガス漏れの元を修理しないといくらガスを充填しても
無駄になるので注意してください。

しかしコンデンサーなどの空気を冷やす部品が故障した場合には、
修理・交換が必要となり、場合によっては部品取り寄せのため
時間が掛かり、さらに金額的にも部品代と作業代で数万円、複数
部品を交換する場合には数十万円とかなりの出費となります。
(ちなみにクーラーガスの充填だけなら数千円で済みます。)

またガスも不足していなくて他の部品にも故障が見られないのに
クーラーの効きが悪い場合には、エアコンフィルターが原因とも
考えられますので確認してみてください。

■ヒーターの故障
次に暖房の仕組みですが、簡単に言うと、エンジンの熱で
温められたラジエーター冷却水をヒーターコアに送ることで温かい
空気を作り出し、ブロアモーターでその温かい空気を車内へ
送るということになります。

故障の原因として一番可能性が高いのは、エンジンの温度を一定に
保つ装置であるサーモスタットの故障と考えられます。

サーモスタットが故障すると、エンジンの温度が高くなって、
ラジエーター冷却水で常に冷やしておかなければならなくなるため、
ヒーターコアに温まった冷却水が送り込まれなくなるのです。

もちろんサーモスタット以外のラジエーターやヒーターコア、ファン、
ポンプなどの故障が原因である場合もあります。

サーモスタットの修理・交換だけであれば、部品代と作業代で
数千円で済みますが、それ以外の部品となると数万円、複数部品で
あれば数十万円掛かることもあります。

■買取査定でのエアコンの評価
では自動車を売却する際には、エアコンは査定の対象となるのか、
またどのような点をチェックされているのでしょうか。

極端に年式の古い自動車でない限り、エアコンは標準装備されて
おり、最新のものを付けていたとしても査定にプラスされることは
ほとんど無いようで、減点箇所のみが査定対象となります。

ただし、エアコンが標準装備されていない旧車などにエアコンを
後付けした場合にはプラスの評価となり、さらにそのエアコンが
最新型であれば大きな加点となることもあるようです。

エアコンが故障していると、「風が出ない」や「風は出ても冷たくない」、
「変な音がする」などの症状が出ますが、その症状の原因が何かに
よって査定に及ぼす影響は変わってきます。

クーラーガスの不足が原因である場合にはそれほど大きなマイナス
になりませんが、同じ症状でもコンプレッサーなどの重要部品の
故障によるものである場合には大きく減点されてしまいます。

ではエアコンが故障していることで減点されるのであれば、査定を
受ける前に修理した方が良いのでしょうか。

エアコンの故障は減点対象となりますが、先に書いたように重要
部品の修理・交換となれば高額な費用が掛かります。

修理するしないで生まれる査定額の差が、修理費用より大きくなる
ことは少ないようです。

例えば、5万円掛けて修理したのに査定額は修理しなかった場合に
比べて2万円高くなっただけ、ということもあるのです。

また、旧車にエアコンを後付けした場合でも、エアコンが付いている
ことによる加点が故障によって無くなるだけで、車体の評価自体が
下がるわけではありません。

よって、エアコンが故障していたとしても修理せずにそのまま査定に
出した方が賢明と言えます。

エアコンが故障していることによって買取査定が下がることは確か
ですが、基本的に現在の自動車にはエアコンが標準装備されている
のであまり気にする必要は無いというところでしょうか。

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